暮らす
ADHDの仕事の忘れ物・うっかりミス対策|職場で使える仕組み
専門家確認前
ADHDの仕事の困りごとは、「忘れ物」だけではありません。提出忘れ、添付漏れ、予定の勘違い、タスクの抜け、机の散らかりなどが重なると、職場での評価にも影響します。
大切なのは、気合いで覚えることではなく、ミスが起きにくい仕事の流れを作ることです。
仕事用チェックリストを固定する
毎日確認するものは、チェックリスト化して固定します。
例:
- 社員証
- PC
- 充電器
- イヤホン
- 薬
- 手帳
- 提出書類
紙でもスマホでも構いません。ポイントは「毎日同じ場所で見る」ことです。職場のロッカー、玄関、スマホのホーム画面など、見る場所を1つに決めます。
メール送信前の3点確認
仕事で多いのが、添付漏れ、宛先ミス、誤字です。送信前に毎回見るチェックを3つに絞りましょう。
宛先
添付
本文
これ以上増やすと見なくなります。メール画面の近くに付箋で貼る、テンプレートの末尾に「添付確認」と入れるなど、目に入る場所に置くのがコツです。
予定は「開始時刻」ではなく「準備開始時刻」で通知する
10時に会議がある場合、10時に通知が来ても間に合いません。
おすすめは、準備開始時刻に通知することです。
| 予定 | 通知例 |
|---|---|
| 10:00 会議 | 9:50「会議資料を開く」 |
| 14:00 面談 | 13:40「メモと資料を準備」 |
| 17:00 提出 | 15:00「提出物を確認」 |
通知文は、次にやる行動まで書くと動きやすくなります。
タスクは1つの場所に集める
付箋、チャット、メール、メモアプリにタスクが散ると、抜けが起きます。
職場で使えるなら、次のどれか1つに集約しましょう。
- Outlook / Google ToDo
- Todoist
- Notion
- 紙の手帳
- 職場指定のタスク管理ツール
大事なのは高機能さではなく、「必ずそこを見る」と決めることです。
配慮として相談できること
障害者雇用や上司に相談できる職場なら、次のような配慮が役立つことがあります。
- 指示を口頭だけでなくチャットやメールでも残してもらう
- 締め切りを明文化してもらう
- 優先順位を1〜3で示してもらう
- 定期的な進捗確認を入れてもらう
- 作業手順書を用意してもらう
「忘れっぽいので配慮してください」より、「口頭指示はメモに残してもらえると抜けが減ります」と具体的に伝える方が通りやすいです。
まとめ
| 困りごと | 対策 |
|---|---|
| 持ち物忘れ | 毎朝の固定チェックリスト |
| 添付漏れ | 宛先・添付・本文の3点確認 |
| 遅刻・準備不足 | 準備開始時刻で通知 |
| タスク抜け | タスクの置き場所を1つにする |
| 口頭指示を忘れる | 書面化を依頼する |
日常の忘れ物対策は「ADHDの忘れ物対策まとめ」、アプリの使い分けは「ADHDの忘れ物対策アプリ」で解説しています。就労支援を使う選択肢は「就労移行支援おすすめ6選」も参考にしてください。
参照元:
- 厚生労働省「発達障害の理解のために」
- Todoist Help「Introduction to reminders」
ご注意:この記事の情報は 2026年4月30日 時点のものです。制度の内容は自治体によって異なる場合があります。最新情報は各自治体の窓口にてご確認ください。
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